いっぽいっぽの挑戦2016

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那覇市より障害者グループホームの指定が決定しました!

ここ何度かこのブログでもご報告させていただいていましたが、ついに那覇市より2014年11月1日より障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業(共同生活援助、通称グループホーム)の事業者として指定されることが決定いたしました。

思えば、構想から約1年、申請にかかる実務を担う職員も確保できず、延び延びになっていた新規事業でしたが、やっとここまでたどり着くことができました。

これまで、いっぽいっぽの会の原点ともいえる埼玉県のNPO法人ほっとポットの皆様をはじめ、関係者の皆様にご協力・ご支援いただいたことに深く感謝申し上げます。

事業所の概要は下記の通りです。

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【ふくぎ荘外観】 

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【リビング】

名 称 : 指定共同生活援助事業所いっぽいっぽ ふくぎ荘
定 員 : 4名
対 象 : 知的障害・精神障害・身体障害の3障害、かつ、生活困窮を抱えていらっしゃる方を優先いたします。

(ただし、著しく集団生活に適応できないと判断した場合は入居をお断りすることもございます。)

詳細は、指定共同生活援助事業所いっぽいっぽ運営規程をご覧ください。

お問い合わせは
法人事務局(担当:繁澤)
TEL/FAX 098-884-2100
まで、お願いいたします。
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福祉のひろば11月号が発行されました!

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連載中の総合社会福祉研究所さんの雑誌『福祉のひろば 11月号』が発行されました。

今回は、「人生の最期を豊かに ~『終活』のススメ~」です。

残り時間を考えたことのなかった幸子さん(仮名・83歳)は70歳ごろまで事務員や飲食店の手伝いなどの仕事をしてきました。仕事がなくなり、月に5万円ほどの年金で生活していましたがそれも限界となりました。生涯独身を通したため頼れる家族もなくいっぽいっぽの会に相談に訪れ、生活保護の申請に至りました。

100歳まで生きるという幸子さんは、1日1日をどう生きていくのかということに必死で、これから20年ほどの人生をどう生きていくのかということを考えたことはありませんでした。

生活保護の申請のために訪れた福祉事務所では意地悪な質問をされます。幸子さんは次のように切り返します。

「私は自分が若い時に、お金がなくて困っている友達に、どれだけお金を貸してあげたことか。本当はあなたたちが救わなければならなかった人たちです。今度はあなた達(役所)が私を救うべきです。もう私を助けてくれる人はいないのです」と。

何度も相談員が変わり、若い相談員は事務的に「もうお金を貸さないでください」とだけ言われ生活保護の支給が決定しました。

生活保護費は自分の生活費にあててほしいという意味でしょうが老後のための蓄えを失ってしまい、人生を否定され自尊心を踏みにじられたように思った幸子さんはどれほど悔しかったことでしょう。

相談者の生活史や背景に寄り添うことの大切さを考えさせられる1シーンでもあると思います。

生活困窮の相談者の中には、自分の人生やいずれ訪れる老いや死についてゆっくりとゆとりを持って考えることができない状況にある方も少なくありません。

辛いことも楽しいことも相談者の人生を丸ごと受けとめ、人生最期の時をいかに豊かに暮らしていけるのかを共に考える「終活」支援の必要性について語ります。

また、本号では、特集で8月末に大阪で行われた社会福祉研究交流集会の報告もされています。いっぽいっぽの会共同代表の繁澤も「井戸端会議」で話をしておりますので合わせてご覧いただけると幸いです。

いっぽいっぽの会の活動が民医連新聞に紹介されました!

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全日本民主医療機関連合会(民医連)が発行する機関紙の民医連新聞が沖縄県知事選挙を前に「いま、沖縄で問われていること」という特集記事を組み、その中でいっぽいっぽの会の活動とコメントを紹介しています。

民医連は1953年に結成され、「いのちは平等である」との考えから、個室利用にかかる差額ベッド料を徴収しないなどの取り組みを行い地域医療・福祉の向上に貢献してきた団体で、加盟する事業所は、全国に約1700カ所を超えています。

今回は、4‐5面の特集で「基地が生んだ沖縄の貧困」というところで、当法人に寄せられる相談と「県民所得」「完全失業率」「離婚率」「母子世帯割合」「高校進学率」「大学進学率」(調査時点、いずれもワースト)などのデータから「基地の集中と硬直化による産業構造の疲弊」を指摘し、沖縄における貧困問題の現状と課題について問題提起をしています。

沖縄では基地問題の陰に隠れて、あまり問題にされてこなかった貧困の問題についてその関係性を丁寧に取材し、取り上げて頂いたことに感謝申し上げます。

記事は、全日本民主医療機関連合会の下記URLから閲覧可能です。(2014.10.21付でアップされましたので追記しておきます。)
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/shinbun/2014/1582/1582-07.html

社会福祉士養成のための相談援助実習を受け入れます!

近畿大学豊岡短期大学通信教育部さんから社会福祉士養成に係る相談援助実習のご依頼が届きました。

本法人は、独立型社会福祉士事務所として日本社会福祉士会の名簿登録を受けており、厚生労働省が指定する実習先の要件を満たしていることから11月4日~12月5日までの予定で実習の受け入れをご承諾いたしました。

これまで、生活困窮者支援や貧困問題での領域での実習といえば福祉事務所ぐらいしかなかったのですが、私たちのようなNPOの活動に関心を持って頂ける学生さんがいることは嬉しいことでもあります。

ちょうど、障害者グループホームの開設予定などもあり、またいつもとは違った実践場面を見ていただくことも可能かもしれません。

本法人としても初めての試みでありますが、全国的にも、まだまだ独立型の社会福祉士事務所は少なく、少しでもコミュニティ・ソーシャルワークの現状と課題についてお伝えし、次代を担う人材の養成に貢献できればと考えております。

障害者グループホームの消防法令適合通知書について

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ご報告が遅くなりましたが、先月末に那覇市に指定申請を行った開設準備中の障害者グループホーム「ふくぎ荘」ですが、那覇市消防局長より平成26年9月25日付で「消防法令適合通知書」が発行されました。

避難訓練の様子については、すでにお伝えさせていただきましたが、その後の立ち入り検査を経て発行されたものです。

誘導灯や防炎カーテン、消火器の設置などが検査の対象となりました。

「貧困ビジネス」ということばが話題になり、劣悪な居住環境や防災体制が問題となる中で、いかに安心・安全な居住空間を提供できるかということは私たちにとっても大きな課題でもあります。

そうした意味では、障害者総合支援法における指定要件の最低限の基準ではありますが、それをクリアしたことは着実に一歩進んだのではないかと思っております。

今後は万が一の事態に備え、さらに体制の強化に向けて努力していきたいと思っております。

きょうされん沖縄支部への加入が承認されました!

11月1日付で開所予定の障害者グループホームですが、全国で障害者共同作業所運動を展開するきょうされんの沖縄支部に加入することが承認されました。

まだ事業開始前ですが、きょうされん加盟事業所の一員となって県内の共同作業所運動を展開している事業所と手を携えていきたいと考えています。

きょうされんは1977年に16団体で結成された組織ですが、現在では全国で1800箇所を超える事業所が加盟しており、成人期障害者の労働の場や生活の場の確保を中心に運動を展開してきました。

昨年の生活困窮者自立支援法案の議論時には「~生活困窮者自立支援法案を中心とする生活保護制度をめぐる一連の動きに対する声明~」を発表しました。

この声明は、論点が明確にまとめられており、ひじょうに分かりやすく私たちの活動にとって、たいへん参考になりました。

いっぽいっぽの会は生活困窮者支援を行ってきた経緯から、法的にあるいは医学的に「認定されてこなっかった障害」にも目を向けて活動を行っていきたいと思います。そうした意味では、従来の加盟事業所の多くとは少しタイプが違うとは思いますが「生活困窮と(認定されてこなかった)障害」という新たな課題を提案できるように頑張っていきたいと考えています。
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