いっぽいっぽの挑戦2016

2013年10月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2013年12月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2013年11月
ARCHIVE ≫ 2013年11月
      

≪ 前月 |  2013年11月  | 翌月 ≫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Comments(-) | Trackbacks(-)

「生活の拠点」としての住宅の保障を!

hiroba12.jpg

秋も深まり本格的な冬も間近になってきましたが温かい沖縄も肌寒さを感じる様になってきました。

恒例の総合社会福祉研究所さん編集の月刊誌『福祉のひろば』の連載「いっぽいっぽの挑戦」も終盤戦に突入しています。

今月は、住宅保障に関するお話です。この問題は、私たちに寄せられる相談の中でもとてもニーズの高い問題でもあります。

沖縄にもホームレスの方は存在し、数も実は少なくはありません。ただ、温かい気候のためかそれほど深刻な社会問題としてはとらえられてはないようです。

しかし、だからと言って放置していい問題であるわけではなく、また、生活保護申請の際などに違法性が高い対応であるにもかかわらず平気で「住所がない」といって申請させてもらえません。

今、国会で審議中の生活困窮者自立支援法で「住宅給付金」を恒久的な制度を盛り込もうとしているようですが、受給要件もいろいろと制限があり安心して暮らせる住宅が確保できるかということには疑問が残ります。

いっぽいっぽでは、こうした状況に少しでも対応するために敷金礼金なし、保証人なし入居できる支援ホームを運営していますが、いつもほぼ満室で、また一方では貧困ビジネス批判にもさらされています。

いっぽいっぽは、本来は、公的責任による「生活の拠点」としての住宅保障がなされなければならなのではないかと考えています。
スポンサーサイト

『総合社会福祉研究 第42号』 に論文が掲載されました!

sosyaken.jpg

総合社会福祉研究所が発行する紀要『総合社会福祉研究 第42号』に共同代表の高木博史の論文が掲載されました。

掲載論文は「特集 なぜ、生活保護法『改正』反対の取り組みが、国民的課題なのか」で花園大学教授・吉永純氏、立命館大学教授・山本忠氏の論文とともに掲載されている3本のうちの1本です。

タイトルは「沖縄における生活問題と生活保護の実態と課題 -NPO相談支援活動から見えてきたもの-」で沖縄の生活実態の現状を示すデータや昨年度から受託している「絆」再生事業について書かせて頂きました。

特に2012年度における「絆」再生事業の実績についても書かせて頂きました。下記に実績の一部を紹介します。

(2012年度)

 総合相談      162ケース
 食糧提供      総計1771食
 緊急一時宿泊    15ケース
 訪問・電話・面談  延4608回
 サロン参加     22ケース
 就労支援      31ケース

論文では件数などの実績は表にまとめ、特徴的な事例とともに掲載しております。

たった二人で始めた社会福祉士事務所がNPO法人となり市民の皆さんと歩み始めてこれだけの活動を展開するようになったことに沖縄における生活困窮者支援のニーズの高さと責任の重さを痛感しています。

今、まさに事実上の「水際作戦」の合法化や扶養義務の「要件化」生活保護法の「改正」が行われようとしていますが、「生きる権利」を支えるNPOとして当事者の方の生活実態と真摯に向き合い、自らその役割を問い続けていかなければならないと思っております。

秋のお食事会を開催!

akishokujikai1.png

昨日、いっぽいっぽの会の事務所で、いっぽいっぽに相談に来られその後も関わっている当事者の方たち約10名と秋のお食事会を開催いたしました。

akishokujikai2.jpg

メニューは、鯛の炊き込みご飯、佐賀蓮根と長いものつみれ、酒粕汁です。元職人の方が腕を奮ってくれ美味しい料理が出来上がりました。

akishokjikai3.png

スタッフも集まった皆さんも「料亭」のような美味しさにしばし舌鼓を打ちました。ふだん口数の少ない方からも冗談もでてきたりして、お食事会はとても盛りあがっていました。

一方で、生活保護基準は引き下げられ、国会では水際作戦の「合法化」と扶養義務の事実上の要件化を目指す生活保護法改正案、確実に「働け働け圧力」の強化につながる生活困窮者自立支援法案の審議がヤマ場を迎えておりますが改めて、日本国憲法第25条の「健康で文化的な生活」とは何かを考えさせられています。

ふだん貧困と地域社会からの孤立と隣り合わせの生活をしている方々のささやかな楽しみさえも奪われる社会にならないこと、そして何よりもすべての人々が安心して暮らしていける社会であることが私たちの願いです。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。