いっぽいっぽの挑戦2016

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いっぽいっぽの「サロン」

いっぽいっぽの事務所には毎日、たくさんの方が訪れます。ギャンブル依存の方やちょっとした生活相談に来る方、仕事が決まったと報告に来られる方、引きこもっておられた方など事務所に来て、お茶を飲んだりインターネットをしたりする方、とくに何をするわけでもなく事務所に来ている方とおしゃべりに来る方、最近、始めたバスボム(入浴剤)作りに来られる方など来所される理由はそれぞれです。

ここでは「これをしなければならない」というのはありませんし、事務所は、みんなが思い思いに楽しく過ごすことのできる「サロン」としての機能を担っています。まさに、ここが「居場所」になっておられる方もいらっしゃいます。

先日、そんな事務所の「サロン」に来所者の中から春の彩を添える「桜」の差し入れがありました。Mさんありがとうございました!沖縄の桜はピンク色というよりやや赤みがかっておりますが、日本でも一番早く春を感じることができます。

sakura.jpg

こんな日常も低所得者の人々にとってはこれから生活保護費の削減、消費税増税、そして、デフレ脱却と称した物価上昇の中でますます厳しくなることが予想されますが、いっぽいっぽの事務所は「ほっと一息」つける場所でありたいと思います。
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「月桃バスボム」作りのとりくみ

いっぽいっぽでは、就労や生活を応援するとりくみの一環として、沖縄特有の植物である月桃(げっとう)を使った「バスボム」作りにとりくんでいます。月桃は強い香りを持つ植物でリラックス効果をもたらしてくれます。

getto.jpg

「バスボム」とは入浴剤のことでいっぽいっぽに集う方たちによって「バスボム製作チーム」が編成されて作られています。いっぽいっぽではこのバスボムを「BABO」と名付けています。

bassbom.jpg

以下、この「バスボム」に添付しているご案内の文章を転載します。
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沖縄の社会問題、生活問題は深刻な状況です。

米軍基地が多く、新規高校・大学卒業者無職業者率、離職率、離婚率、就業率、
完全失業率など様々な事が47都道府県でワースト1位です。

この様な状況から、生活が困窮してしまう世帯も少なくなく、社会から孤立し
てしまったり、長い間生活再建が思うようにすすまないことがあります。

これらの方達の息抜きや交流の場としてサロンが開催され、みんなで創作活動
やお菓子作りなどしています。

一人ひとりの能力を活かし、成功体験や他者との関わりの中から出てくる協同
を経験し、新たに生活をスタートしていきます。

様々な問題を抱えながらも「いっぽいっぽ」前に進める様に今日も沖縄の町で
共に生活しています。
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製作後はイベントや講演会などで販売を行い、材料費(次回製作分含む)を除きその収益は、製作に参加した方で配分することになっています。

生活保護基準引き下げに反対する署名の呼びかけ

生活保護が切り下げられる方向性が示されました。昨年の総選挙で圧勝した自民党の「公約」でしたので間違いなく実行に着手してくると思われますが、少しでもその流れを食い止めたいと考えております。

この政策が実行されてしまうと生活困窮者にとってますます厳しい生活が強いられてしまいます。憲法第25条の理念の実現に逆行する政策といえます。

ここに署名サイトを掲載させていただきたいと思います。
http://nationalminimum.xrea.jp/shomei


ネット署名も可能です。ぜひ、ご協力ください!

以下、同サイトから転載
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生活保護基準引き下げに反対する署名

生活保護基準引き下げに反対する署名に、ご協力をお願いします。

内閣総理大臣殿 / 厚生労働大臣殿

(要請項目)

国民の生活全般に大きな影響を与え、貧困をさらに拡大させる
生活保護基準引き下げはやめてください。

生活保護基準の引き下げは市民生活全体に大きな影響を及ぼす。


政府は来年度予算で生活保護基準(最低生活費)を引き下げようとしています。
しかし、この基準は、憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活」=生存権保障水準そのものを決する、極めて重要な基準です。
これが下がれば、最低賃金の引き上げ目標額が下がり、労働条件に大きな影響が及びます。

また、生活保護基準は、地方税の非課税基準、介護保険の減額基準、就学援助基準など、人々を支える多様な施策にも連動しているため、引き下げは、市民生活全体に大きな影響を与えるのです。

現在の生活保護基準でも「健康で文化的な最低限度の生活」に十分ではない。


現在の生活保護基準でも、親戚の冠婚葬祭を諦めたり、食事の回数を減らしたり、電気代を抑えるために真夏でもエアコンをつけないなど、「健康で文化的な最低限度の生活」に十分なものとはいえません。

その上、生活保護基準を引き下げれば、生活保護を利用している人々の生活が根底から破壊され、「生きる」こと自体が脅かされることになります。

生活保護基準の引き下げは、国の責任放棄であり、格差・貧困を拡大させる。


ナショナルミニマムである生活保護基準を引き下げることは、国の国民に対する生活保障責任を放棄し、市民社会を切り捨てることに他なりません。

財政削減目的の安易な引き下げは、さらに格差・貧困を拡大させるものであり、断じて許されません。

以上

「おきなわ子ども支援ガイドブック」で紹介されました

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年が明けて2013年になりましたが、「九州・沖縄地区子ども支援ネットワーク交流学習会実行委員会」が編集したもので冊子「2012年版 おきなわ子ども支援ガイドブック」の中の「家庭の状況等が変化した場合の支援」という項目で、いっぽいっぽの会を相談先の一つとして紹介していただいています。

この冊子には、いっぽいっぽの会が取り組んでいる生活相談や就職活動支援について記載されております。その外にも子育てや生活上の課題について様々な相談先が紹介されており十分に「保存版」として使用できるものだと思います。

また、課題別にかなり詳しく相談先が紹介されておりますので必要に応じて有効に使用できるのではないかと思われます。

いっぽいっぽにも数冊頂いており事務所に準備しておりますので、必要な方はお問い合わせください。

総合社会福祉研究所合宿研究会で講演!

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1月12日(土)に総合社会福祉研究所が主催する沖縄青年会館において第17回合宿研究会が行われ、当法人共同代表の繁澤が「相談活動から見えてくる沖縄県民の暮らし、貧困、生活問題 -特定非営利活動法人いっぽいっぽの会のとりくみから-」と題し、約1時間の講演を行いました。

総合社会福祉研究所は社会福祉に関わる研究者や現場の人々でつくり、すべての人びとのいのちとくらしをささえる諸権利・制度の発展に寄与することを目的とした民間の研究会組織です。

講演では、当法人の設立経緯や相談事例から沖縄県民の暮らしの実態についてお話をさせていただきました。

この研究会では、元宜野湾市長の伊波洋一氏、放課後児童クラブ職員の方の講演も行われ、米軍基地と沖縄県民、そして子どもたちの実態について議論が深められました。

こうした機会を与えていただいた総合社会福祉研究所の皆様に感謝申し上げます。

2013年仕事始め

1月4日(金)は、仕事始めでした。

事務所に電話が鳴り響く慌ただしい1日となりました。また、この仕事始めを待っていたかのように、これまで私たちが関わってきた多くの方が事務所を訪れてくれました。

昨年の7月中旬から始まった「ホームレス・困窮者等の『絆』再生事業」は単年度事業のために3月末までの事業となりますが、食糧支援や緊急一時宿泊による居住確保の取り組みなど生活困窮者支援には欠かせない事業でもあり、また、これらのニーズがきわめて高いことがうかがわれます。それは、すでに相談件数が数十件に達していることからも証明されています。

また、この事業は生活保護の申請前、あるいは、何らかの事情で受給に至らない方を対象としていますが、そうした意味では「法のはざま」にあるケースも少なくなくこうした事例への対応は、私たちのコミュニティ・ソーシャルワーカーとしての力量を問われているとも痛感しています。

相変わらず、財政的な課題は残りますがいっぽいっぽ進んでいきたいと思っております野で今後も応援よろしくお願いいたします。

新年のごあいさつと琉球新聞論壇への掲載のお知らせ

2013年がスタートいたしました。昨年終盤では、芸能人の「扶養問題」に端を発した生活保護受給者に対する異様なまでのバッシング、生活保護費10%削減を「公約」とした自民党が政権復帰し、生活困窮者をめぐる状況はますます厳士さを増していくことが予想される年明けとなりました。

生活困窮者支援を中心とした事業の性格から安定した収入の見通しが立てにくい私たちのようなNPOも事業のニーズの高まりとは裏腹に早々に正念場を迎えることとなりそうです。

今年は、昨年までの実績を踏まえ、事業を通して、その必要性を認識してもらうことで、法人を支えてくれる会員の拡大に努力して行きたいと考えております。

今年もNPO法人いっぽいっぽの会をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、2012年最後の日となった昨日、琉球新報の論壇に当法人共同代表の繁澤の投稿が掲載されました。以下ご紹介しておきます。
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今日、生活保護受給者数は過去最多を記録し、芸能人家族の扶養問題等も相まって貧困・生活困窮の問題はますますクローズアップされてきている。

こうした中で実は大きな問題のひとつに安心できる居住空間を確保できているかという問題がある。

かつて、「ホームレス」といえば生活困窮者の代名詞にように用いられ、主に路上生活者を想起させるものであったが、今日においては、ネットカフェを転々とし生活をする者、あるいは、核家族化が進む現代において一つ屋根の下に不自然な形で複数世帯で同居している者なども、十分な居住スペースが確保されていないという意味では潜在的な「ホームレス」であるともいえる。

沖縄社会では「ゆいまーる」と呼ばれる相互扶助の文化が根付いていることもあり、実はこうした人々の存在が顕在化しにくい。誰もがくつろげる空間としての居住スペースを求めている一方で、常になにがしかの気遣いを強いられながらの生活は、その生き方にも少なからず影響を与えている。

しかし、こうした生活を脱却しようと思ってはいるがそのための方策がなかなか見つからない方も少なくない。

 特定非営利活動法人いっぽいっぽの会では、民家の使われていなかった部分の一部を改修し、社会福祉に関する専門知識を持った者の支援付きホームを運営している。路上生活や家賃滞納などによって居住空間を失った、あるいは失いそうであった方々の生活支援にとりくんできた。

それほど広くはないが、安心してくつろげる空間を得ることのできた入居者の方々は心のゆとりを回復し、生活意欲、就労意欲が改善してきている様子が目に見えてうかがえるようになってきている。

そうした意味ではこの支援付きホームの意義は大きく、また、その是非はともかく「住所」がないことで、生活保護などの諸制度につながれない方など「法のはざま」にいる方々の一時的、あるいは緊急避難的な居住空間を確保するということにおいてニーズが高まってきていることは事実である。

一方で、一人でも多くのこうした人々の生活の再生を支援していくためには、さらに多くの居住空間の確保が必要である。街で多く見かける空き部屋・空き家の有効活用が社会貢献活動として成り立つのではないかと考えている。

趣旨にご賛同いただきこうした物件の格安でのご提供のご検討・ご相談をお待ちしている。

問い合わせは特定非営利活動法人いっぽいっぽの会☎098(884)2100。
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