いっぽいっぽの挑戦2016

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終戦記念日に寄せて

今日は、65回目の終戦記念日です。「敗戦記念日」とも言いますね。

「戦後は終わった」という言葉もありましたが、沖縄の「戦後」はまだまだ終わっていません。住宅地の上を飛び交う軍用機は墜落の危険や騒音をまき散らしています。

また、基地依存による産業構造が貧困と格差を拡大させているのが沖縄の現状です。

8月に入ると恒例で戦争をテーマにした番組が次々と放送されます。戦争に直面した人々の苦しみや悲しみは測り知れないものがあります。

いっぽいっぽは「福祉」「人権」「平和」は一体のものだと思っております。社会福祉に携わる者として平和な社会の構築に常に関心を持っていかなければならないと思っています。

社会福祉士の倫理綱領にも次のように書いてあります。


2(社会正義)

  差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などの無い、自由、平等、共生に基づく社会正義の実現を目指す。


戦争は、差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊の全ての原因になります。最大の人権侵害である戦争に「正義の戦争」はありえないということと戦争の愚かさを伝えて行かなければないという思いを改めて感じています。
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貧困と介護労働者、そして子どもの虐待

沖縄市でこんなニュースがありました。

介護職の男性が生活苦でイライラして子どもを虐待死させてしまったという事件です。

沖縄タイムスの記事
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-04_7007/

もちろん、虐待死させてしまったことは肯定できませんし、きちんと裁きを受けるべきですが、この事件の背景に「生活苦」があること、そしてこの事件の当事者が「介護職」であったことは何とも切ないと思ってしまいました。

月収10万円にも満たない中で、生活するのが精一杯で子どもができて生活費が足りなくなって借金をし、さらに自分に余裕がなくなって、子どを虐待するという形で表れてしまった今回の事件は、皮肉にも「いのち」と「くらし」を守るべき介護職によって引き起こされたことが何を意味するのか考えなければならないと思います。

介護職の地位向上と待遇改善は社会問題であることを改めて問いなおさなければならない事件でした。

社会福祉士合格発表と独立型の将来

今日は、社会福祉士の合格発表でした。

独立型の社会福祉士事務所はまだまだ全国でも少ないですが、本日の合格者の中でどれだけの人が社会福祉士事務所を目指すのでしょうか。

医師や弁護士であればすぐにでも開業を目指すことも夢ではないでしょうが、社会福祉士事務所はかなり微妙であることが現実です。

「士業」といって独立開業を目指すこともできるといわれている職業としては、あまりにも収入の道が閉ざされています。今は「名称独占」の資格であっても、社会福祉士だからこそできる業務を見つけていかなくてはなりません。

社会福祉士会などの専門職団体はこうした事態を重く受け止め今後の課題としていかなければならないでしょう。

社会福祉士の倫理綱領は人権擁護、社会正義の実現が高らかに謳われています。この素晴らしい倫理綱領を活かし専門職として確立されていくことを願っています。

生活アセスメントの重要性

2月25日、26日は日本社会福祉士養成校協会第21回九州ブロック大会が所員の高木が勤務する沖縄大学で開催されていました。

所員の高木は昨年12月の日本社会福祉学会九州部会第50回研究大会に引き続き運営側として力を尽くさせていただきました。社会福祉士養成のカリキュラムや実習指導者要件が法改正により大幅に変更されたことに伴い現状と今後の課題について有意義な議論が展開されました。

さて、こうしてより「実践力」の高い社会福祉士が求められるようになってきた今日、「生活アセスメント」の重要性を改めて認識させられる本に出会いました。

生活アセスメント研究会編集(大野勇夫・川上昌子・牧洋子編集代表)『福祉・介護に求められる生活アセスメント』中央法規、2007年

です。

この本には、まだ全部読んだわけではありませんが生活問題を構造的にとらえる視点、たとえば、階層性によってそれが特徴づけられることが書かれています。

個人と社会をつなぐソーシャルワーカーは生活問題を構造的にとらえる視点を持たなければ根本的な問題解決に寄与することはできないのではないかと思います。

そこで、将来的に沖縄にも「沖縄生活アセスメント研究会(仮称)」のようなものを立ち上げたいと構想しています。

介護の日

11月11日は「いい日いい日で、介護の日」です。

社会福祉士事務所いっぽいっぽは相談事業だけでは財政的な課題もあり厳しい側面があり、近い将来のNPO法人化に向けて居宅介護支援事業所の併設を模索しています。

しかし、介護の現場もそんなに甘いものではありません。介護保険が導入され、介護サービスの利用者の権利はそれなりに主張できるようになってきました。

一方で、それを支える担い手の問題は深刻です。

介護はそもそも「家事の延長」だという社会的認識が介護労働者の労働条件を劣悪なものにしてきました。

「家事の延長」=「女性の仕事」という認識の下、「不払い労働」として扱われてきた歴史は、そう簡単にひっくり返せるものではありません。

全国で介護人材不足が深刻化し、やっと介護にも待遇改善の動きが少しづつで出始めてきています。

「いのちとくらしを守る仕事」である介護は、本当は高い専門性と人間性が求められていると思います。しかし、低待遇の職場が優秀な人材が流出してしまう現状を作っています。

わたしは、この「介護の日」に、すべての人に問いかけてみようと思います。

愛・ボランティア・自己犠牲の「美しいことば」の下に低待遇を強制するのは、もうやめませんか。
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